つい最近まで「暑い暑い」と騒いでいたと思ったら、急に寒くなりましたね。
連日猛暑日が続いていた天気予報から一転、一気に寒々しい日々です。
寒くなってきたなぁ。と思う頃と同時始まる年末調整の季節。
いつかは慣れるだろうと、年末調整作業を何年も行っていますが、毎年微妙に制度も変わるので、
一向に慣れることもなく、また今年も大変な作業が始まると少し気を重くしています。
さぁ、今年も気合を入れて「年末調整」
今年はせっかくのブログもあるので、
来年も使えるように忘備録として、書いておこうと思います。
11月には始まる年末調整
年末調整の作業開始って意外と早くから動き始めるんですよね。
なので、11月には早々にスケジュールをしっかり決めておきたいところ。
一旦、やらないといけないことを書き出してみる。
やらないといけないこと
ざっくり並べると下記の手順がやらないといけないことになりそう。
端的に言えば【 提出してもらう▶チェック▶集計▶給与反映▶届出 】といった感じの流れかな。
このステップの中で、下記の3つはもう少し掘り下げが必要そうなので、
次の備忘録あたりでまとめておきたいところ。
- スケジュール作成
- 提出の必要書類
- 提出してもらう方法を確認
1.準備確認
・年末調整のスケジュール作成
・年末調整に必要な書類(扶養控除申告書、保険料控除申告書、住宅借入金等特別控除申告書など)を確認。
・提出してもらう方法を確認
・自社で提出するのか、税理士に依頼するのかの検討
2.対象者の確認
・従業員データを基に、年末調整が必要な従業員をリストアップ。
・退職者や入社直後の従業員についても提出の必要性を確認。
3.社員へ提出依頼のアナウンス
・提出方式に併せてアナウンス
・提出の必要書類や提期限、注意点などを明記。
・クラウドサービスの場合はマニュアルを作成
4.提出してもらう
・提出状況をリストで管理し、提出状況を把握。
5.内容のチェックと修正依頼
・記入漏れや添付書類の不足がないかチェック
・提出書類の内容を確認し、不備がある場合は該当者に修正依頼。
6.給与計算に反映
・年末調整後の確定データを給与計算システムに反映し、最終的な税額調整を行う
7.従業員への年末調整結果通知
・源泉徴収票を発行し、従業員に配布
提出先確認
提出先は主に「税務署」と「市区町村」になるので、
特に従業員が住んでいる市区町村の提出先は先に調べておいた方がスムーズかも。
税務署への手続き = 法定調書合計表の提出
給与支払報告書や退職所得の源泉徴収票など、役所に報告するための法定調書合計表を作成して、
1月31日までに税務署に提出。
- 提出方法
- e-Tax(電子申告)、郵送、または税務署へ直接持参して提出
市区町村への手続き = 給与支払報告書の提出
各従業員の年間の給与・所得税の情報を記載した給与支払報告書を作成して、
従業員が居住する市区町村に1月31日までにそれぞれ提出。
- 提出方法
- eLTAX(電子申告)、郵送、または税務署へ直接持参して提出
あと上記には書いてないけど、年末調整結果の内容を加味して、源泉所得税の納付作業も必要になるので、1月20日の提出も忘れないようしないとですね。
まとめ
次は、来年のため残しておきたい下記の備忘録リスト
- スケジュール作成
- 提出必要書類
- 提出してもらう方法を確認
のうち「スケジュール作成」を確認していきたいと思います!